アルミナファイバー再資源化プロジェクト ~環境負荷の少ないものづくりへ~ 株式会社INUI 提案事例 №19 提案先 工業炉メーカー ヒーターメーカー 鉄鋼メーカーさま 課題 CO2削減に積極的に取り組んでいるが、CO2削減でも他社と差別化したい。 環境負荷の少ないモノづくりの選択肢を探している。 提案 従来廃棄されていた、アルミナファイバー端材をリサイクル。 再製品化して低CO2材料として販売 セラミックファイバーの廃棄を削減 弊社は耐火物・耐火断熱材を使用する現場にお伺いし、現地調査をもとに改善提案をすることを得意としています。日々提案活動を続けていく中で、さまざまな分野での提案事例が積みあがってきました。 本ブログでは弊社が今まで行ってきた提案事例をお伝えしていきます。可能な限り、毎週更新を行います。 セラミックファイバーは多くの産業で、断熱、省エネ目的として幅広く採用が進んでいます。 弊社は従来廃棄されていたセラミックファイバーの廃材を再製品するプロジェクトを始めました。 環境負荷を減らす工業炉を、環境負荷の少なく工業炉でつくる。 というコンセプトを上げて提案しています。 セラミックファイバーの廃棄は現行、すべて埋立処理されています。セラミックファイバーは傘密度が低く輸送コスト、埋立面積も大きく。 セラミックファイバーの廃棄は環境への負荷が大きく、耐火物業界でも大きな課題となっています。 そこで弊社はアルミナファイバーの端材を回収し、ボードに加工、工業炉への普及を目指す事業を始めました。 現在多くの会社は、調達から、製造、販売、廃棄の過程において排出される温室効果ガスの排出量 「サプライチェーン排出量」の削減が企業活動全体で求められています。いわゆる「スコープ3」です。 今までは、自社で排出されるCO2の削減が中心となっていたO2削減を、 購入に関するCO2排出、販売、廃棄に関するCO2排出といった事業活動全体でみたサプライチェーン排出量の削減が求められるようになってきています。 今までのCO2削減は省エネが中心課題となっていました。 これからのCO2削減は低CO2材料の採用が求められるようになってきています。 自動車業界でも低CO2材料採用の流れは始まっています。 CO2削減は、省エネから低CO2材料の採用といった大きな流れができつつあります。 省エネから、低CO2材料へ といった流れをうけて弊社としてはCO2排出量が少ない材料で工業炉を作りませんか?という提案を進めています。 リサイクルアルミナファイバーは、耐熱性、耐久性は従来の同一グレードと同様 かつ、低CO2材料だからといって価格が上がることなく、従来製品と同等の価格で提供いたします。 現在の低CO2材料は価格が高いことがネックとなっています。低CO2材料を従来品と同様の価格で提供できる点は、弊社の大きな強みです。 様々な形状・サイズに加工も致します。 リサイクルアルミナファイバーは耐火物全体の廃棄物とCO2排出の削減に貢献します。 自動車業界での活用事例です。 自動車部品を製造する工程で出る、アルミナファイバー端材を回収 弊社でリサイクルアルミナファイバーとして再生 工業炉メーカー様へ販売 低CO2材料を活用した工業炉工業炉メーカー様で製造 自動車部品メーカー様へ工業炉を販売 自動車部品の製造 環境負荷を減らす工業炉を、環境負荷の少ない材料でつくる。 というコンセプトに賛同していただける工業炉メーカー様、是非お問い合わせください。 工業炉の環境負荷を低減できる。 取引先のCO2削減目標に貢献できる。 メディアの注目が集まる といった大きな効果が期待されます。 カタログ、サンプルご依頼は下記より申し込みください。 問い合わせフォームはこちら 電話の場合TEL 0569-35-2955(担当:大野)迄ご連絡ください。 弊社は既存製品を販売するだけでなく、ユーザー様の課題にあわせた開発・提案を得意としています。お困りごと等ありましたら、お気軽にご依頼いただければ幸いです。ユーザーさまの課題に合わせて、都度開発致します。 過去の提案事例を下記にまとめております。 是非、ご覧ください。 (株)INUIの製品提案・技術紹介はこちら セラミックファイバーブランケットボード 断熱材の取扱... 取鍋の温度ドロップを抑制するコーティング材 ~リフテ...