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お知らせ

【メディア掲載】中部経済新聞「アルミナファイバーの再生強化」

当社INUIのアルミナファイバー再生事業に関する取り組みが、中部経済新聞さま(2025年1月28日)に掲載されました。

記事では、これまで埋め立て処分されていたアルミナファイバー端材を回収・再利用し、再生原料や断熱ボード製品として活用している点が詳しく紹介されています。

アルミナファイバーは、自動車部品や工業炉、鋳造用カバーなど高温分野で用いられる耐火断熱材で、耐熱温度は1500〜1700度。その一方で、焼却ができず埋め立て処理に頼らざるを得ない素材として、業界内では処分コストの課題を抱えてきました。

当社はこの課題に着目し、2022年より再生事業に本格参入。独自の加工ノウハウを活かし、端材を綿状に再加工したのち、再び断熱ボードなどの製品に生まれ変わらせる取り組みを推進しています。

記事内では以下のようなポイントが紹介されています:

●端材回収量は年々増加し、2025年6月期には前々期比で約10倍の20トンに達する見込み
取引先企業にとっては処分費用の削減につながるほか、ユーザー側にも環境負荷の少ない選択肢として高い評価
この取り組みが評価され、「2025愛知環境賞 優秀賞」を受賞

取締役・大野大輔の「省エネニーズが加速する中、アルミナファイバー市場は拡大する」というコメントも掲載されており、本事業の意義について訴える記事にしていただきました。

今後も、限られた資源を有効活用しながら、環境と産業の持続可能性の両立を目指す製品開発・技術革新を進めてまいります。

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