【プレスリリース】耐久性2倍の“溶湯用の蓋”好調
——————————————————————————
製品の“長寿命化”で循環経済を促進
INUI 耐久性2倍の“溶湯(溶けた金属)用の蓋(ふた)” 好調
廃棄物を約50%削減
——————————————————————————
循環経済(サーキュラーエコノミー)実現へ機運が高まっています。製品のリサイクルなど循環経済促進に取り組む断熱コーティングメーカー・INUI(愛知県常滑市新開町・代表取締役 大野耕藏)でも、2024年に入ってから長寿命化を実現した溶湯(溶けた金属)を運搬する鍋の蓋(ふた)『リフテクト・リド』の売れ行きが好調です。同商品の発売は2023年。ファイバー製の蓋の裏面に断熱コーティング剤を塗布し、耐久性約2倍(当社比)の長寿命化を実現したもの。従来に比べ廃棄物を約50%削減することが可能で、大手鋳造メーカーをはじめ10~20社から引き合いがあります。同社では“製品の長寿命化”だけではなく“製品のリサイクル”によっても、循環経済の促進に取り組んでいます。
【日本 2030年に循環経済の市場規模を約80兆円へ。必要な3つのアプローチ】
・大量生産・消費型の経済は、環境負荷や資源枯渇、気候変動など深刻な問題を引き起こしています。これに対し、資源の効率的利用や廃棄物の最小化を目指す循環経済(サーキュラーエコノミー)が重要視され、国際的にも課題となっています。
・日本政府は、2030年までに循環経済関連ビジネスの市場規模を80兆円以上に拡大し、GXに向けた取組を推進するとともに、環境整備を進めています。
・国立環境研究所の田崎智宏氏によると、循環経済実現にはモノを「使う量を減らす」「長く使う」「再生して使う」の3つのアプローチが必要と言われています。(出典:環境省「脱炭素ポータル」)
参考)環境省 循環経済への移行 https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/r03/html/hj21010202.html
【長寿命化した溶湯用鍋の蓋が好調 廃棄物を半減】
INUIでは2023年に従来の2倍の長寿命化を実現した溶湯(溶けた金属)用の鍋の蓋『リフテクト・リド』を発売。発売当初は同社からの営業活動をしていましたが、2024年に入ってからはカーボン・ニュートラルの専門部署から10~20社問い合わせ・受注があるなど、循環経済実現に向けた機運が高まっていることを実感しています。同社では循環経済実現に必要とされる3つのアプローチのうち、同商品ではモノを「長く使う」ことに取り組んできました。また、2024年5月発売の『グリーン断熱ボード』では、モノを「再生して使う」ことにも力を入れ、循環経済の促進の一端を担っています。
※参考:同社ウェブサイト「リサイクル」ページ https://inui-coating.com/recycle/
<商品概要>
名 称:リフテクト・リド(reftect Lid)
原材料:高温用断熱剤
特 徴:裏面に断熱コーティング剤を塗布し長寿命化を実現、
カートリッジ式で取付・交換を簡易に、軽量化し作業性もアップ
【会社概要:株式会社INUI】
2006年、耐火物の下請け加工業として創業。2011年より自社製品の開発に着手し、2014年より常滑窯業技術センターと共同開発開始。耐火物用のコーティング剤、高強度断熱キャスタブル耐火物の開発に成功(いずれも特許出願)。2019年「はばたく中小企業300社」に選定。
創 業:2006年
代表者:代表取締役 大野耕藏
資本金:300万円
事 業:耐火物製造
所在地:愛知県常滑市新開町6丁目1の35
WEB:https://inui-coating.com/
——————————————————————————————————
【取材依頼・お問い合わせ先】
——————————————————————————————————
会社名 :株式会社INUI
担当 :取締役 大野大輔
電話 :0569-35-2955
メール :oono@inui-coating.com
住所 :愛知県常滑市新開町6丁目1の35
当社ではご取材を随時お受けしております。本件の詳細情報をご希望の場合は、お問い合わせください。