【プレスリリース】溶湯の温度低下を防ぐ『リフテクトガード』好調
——————————————————————————
リスクやコストを抑え「塗るだけで、CO2削減」大手製鉄所も導入
INUI 溶けた金属の温度低下を抑制するコーティング剤 好調
8年で問合せ10倍。鋳造における温度低下を60℃抑制。加熱エネルギーや時間の圧縮に貢献。
——————————————————————————
脱炭素や循環経済の実現に取り組む断熱コーティングメーカー・INUI(愛知県常滑市新開町・代表取締役 大野耕藏)では、2016年に発売した、溶けた金属(溶湯)の温度低下を防ぐ『リフテクトガード(riftect guard)』が大手製鉄所から大口注文が入るなど好調です。問い合わせは8年で10倍に増えています。同製品は、鋳造の工程における溶湯の温度低下を50~60℃抑制するもの。従来は、温度低下を見越して加熱していましたが、その必要がなくなるためエネルギーやCO2の削減につながります。また、脱炭素に向けた設備の導入や改修にはリスクやコストが伴いますが、同製品は既存の設備に「塗るだけ」。リスクやコストを抑えながら、脱炭素実現に向けた取り組みに寄与します。
【3割超の企業が脱炭素化の「コスト増への対応が困難」。設備変更のリスクも。】
・カーボンニュートラル目標を表明する国・地域が増加し世界的に脱炭素の機運が高まるなか、日本でも2030年度の温室効果ガス46%削減(2019年比)、2050年のカーボンニュートラル実現という国際公約を掲げて取り組んでいます。
(出典:環境省「2050年カーボンニュートラルの実現に向けて」https://www.env.go.jp/earth/2050carbon_neutral.html)。
・一方で約4割の企業が、脱炭素の取り組みを進めるうえでコストが課題だと回答しています。また、製造業においては新たな設備導入や改修により、すでに完成している生産体制を変更することも大きなリスクとなります。
(出典:日本政策投資銀行「2024年度設備投資計画調査」)https://www.dbj.jp/pdf/investigate/equip/national/2024_summary.pdf
【既存設備に「塗るだけ」。設備導入・改修のリスク・コストを抑えて脱炭素化に貢献】
上記のような背景から、INUIでは2016年に発売した溶湯(溶けた金属)の温度低下を抑制するコーティング剤『リフテクトガード』が好調です。同製品は、製鉄所などですでに使用している溶湯(溶けた金属)用の鍋の蓋に塗布するだけで、作業工程における溶湯の温度低下を50~60℃抑制。新たな設備導入や改修をしないため、大きなリスクやコストを伴うことなく、脱炭素化に寄与できます。発売当初は蓋の長寿命化によるコスト削減に注目が集まっていましたが、発売から時間が経つにつれて企業内で新設された部署からカーボンニュートラルに向けた取り組みの一環としてお問い合わせ・注文いただくケースが増えてきました。現在は大手製鉄所から大口注文もいただいています。
<商品概要>
名 称:リフテクトガード(reflect guard)
特 徴:溶けた金属(溶湯)用の鍋の蓋の裏に塗布することで溶湯の温度低下を抑制、愛知県・名古屋工業大学と共同開発
発 売:2016年
【会社概要:株式会社INUI】
2006年、耐火物の下請け加工業として創業。2011年より自社製品の開発に着手し、2014年より常滑窯業技術センターと共同開発開始。耐火物用のコーティング剤、高強度断熱キャスタブル耐火物の開発に成功(いずれも特許出願)。2019年「はばたく中小企業300社」に選定。
カーボンニュートラルや循環経済の実現に向けて、新製品の開発・販売によって製品のリサイクルや長寿命化などにも取り組んでいます。
※参考:弊社ウェブサイト「リサイクル」ページ
創 業:2006年
代表者:代表取締役 大野耕藏
資本金:300万円
事 業:耐火物製造
所在地:愛知県常滑市新開町6丁目1の35
WEB:https://inui-coating.com/
——————————————————————————————————
【取材依頼・お問い合わせ先】
——————————————————————————————————
会社名 :株式会社INUI
担当 :取締役 大野大輔
電話 :0569-35-2955
メール :oono@inui-coating.com
住所 :愛知県常滑市新開町6丁目1の35
当社ではご取材を随時お受けしております。本件の詳細情報をご希望の場合は、お問い合わせください。